メルカリやヤフオクで、中古のロードバイクを購入しようと思っているけど、中古自転車を買うときの注意点がわからないって人はいませんか?
私自身もそうでした。そして、過去にメルカリで2回、中古のロードバイクを購入し、そのうち1回は失敗してしまいました。
今回は、その経験をもとに、フリマアプリで中古のロードバイクを買うときに注意した方がいいこと14選、ご紹介します。
当記事でしっかりと注意点を確認すれば、私のように失敗して損をすることがなくなります。
それでは、説明に入りますね。
フレームの状態を確認する
ロードバイクのフレームは非常に重要な部分で、欠陥があると走行中に危険な状態に陥る可能性があります。フレームにへこみ、割れ、錆があるかどうかを確認してください。
例えば、フレームにへこみや割れががあると以下のような悪影響があります。
- 強度低下:
フレームに凹みや割れがある場合、その部分の強度が低下する可能性があります。また、凹みがあることでフレームに不均等な力がかかり、疲労や破損の原因となることもあります。 - 走行安定性の低下:
フレームのへこみや割れによる不均等な力がかかることで、走行安定性が低下する可能性があります。これは、高速で走行する場合に特に影響が出ることがあります。 - 見た目の影響:
へこみや割れがあることで、当然見た目が悪くなります。見た目が悪いロードバイクは見るたびにテンションが下がってしまいます。
また、見えない部分のへこみや割れにも注意してください。
よくあるのがハンドルとステムの接合部分と、フォーク部分の割れです。
ハンドルやフォークがカーボン素材の場合、ネジを締めるときに強く締めすぎてしまうことで割れてしまうケースがあります。
この部分の割れは、ロードバイクを分解して確認しないとわかりません。ですので、Twitterなどで「購入した後で確認したら割れてた」みたいなツイートがたまに見られます。
フレームの状態だけでなく、「フォークやハンドルに割れはありませんか?」としっかりと確認するようにしましょう。
また、フレームに「タッチアップ塗装」が無いか確認しておくといいでしょう。「タッチアップ塗装」とは、なんらかの理由でフレームが傷ついてしまったときに、その傷を隠すために上から専用のペンなどで塗装し、目立たなくすることです。
目立つ場所にあるとそこそこ気になることもありますので、見た目を気にする方はしっかりと確認しておきましょう。
特にカーボンフレームは割れやすい素材ですので、購入する際は特に注意しましょう。
ホイールの状態を確認する
ホイールに傷やヘコミがある場合、ロードバイクの性能に影響を与える可能性があります。また、スポークが折れているかどうかも確認する必要があります。
例えば、ロードバイクのホイールに傷やへこみがある場合、以下のような影響が考えられます。
- 走行安定性の低下:
ホイールにへこみや歪みがある場合、回転中にバランスが崩れてしまうため、走行安定性が低下する可能性があります。また、ホイールのリムという部分に傷がある場合、ブレーキの効きが悪くなり、制動距離が長くなることがあります。 - タイヤの密着性の低下:
ホイールにへこみがある場合、タイヤがホイールに密着せず、空気圧が均等に分散されなくなることがあります。これにより、タイヤのグリップ力が低下し、スリップしやすくなることがあります。 - パンクの原因となる:
ホイールに傷がある場合、タイヤの内側が傷つき、その傷が原因でパンクすることがあります。また、傷が深い場合はホイールの強度が低下し、破損の原因となることもあります。
購入するときは、「ホイールに歪みや目立つ傷はありませんか?」と確認するようにしましょう。
中古ホイールは注意が必要
古いホイールになればなるほど、走行距離が伸び、劣化が進んでいます。
ホイールのブレーキがあたる部分の部品を「リム」というのですが、リムが歪んでいたりすると走行に悪影響が出ます。また、ブレーキの接地面が破損していたりすると、ブレーキが効きづらくなります。
さらに、ホイールに振れが出ていることもあります。
ホイールが振れているというのは、タイヤが真っ直ぐでなく、うねうねしてしまっている状態のことです。ホイールが振れてしまうと、自転車は真っ直ぐ走ることができません。
「じゃあ、中古フレームを買って自転車屋さんで修理すればいい!」と思う方もいるかもしれません。
たしかにそうですが、これも落とし穴があります。
例えば、廃盤になったフレームのスポーク(骨の部分)を修理したいと思ったときに、スポークが1本売りされてなくてまとめて買うことになり、思っていたより修理費がかかってしまったなんてこともあります。
特に中古ホイールは『ハブ』に注意
中古ホイールで見落としがちなのが、『ハブ』です。
『ハブ』とは、車輪の中央についてある回る部分のことです。こんな感じで、自転車のスポーク(骨)がついている部分です。

この『ハブ』の状態が悪いとホイールの回転に抵抗が出てしまい、本来より自転車が進まなくなります。よくあるパターンですがが、ハブが錆び付いたりしてホイールを回すとゴリゴリとなるものがあります。
また、ハブの中には『ベアリング』というものが入っています。
これが錆びたり、ホイールを止める際にボルトを強く締めすぎたりして潰れたりすると、ゴリゴリ感の原因になります。
そして、ベアリングを交換が必要になると、お店にもよりますが、部品代と工賃代を含めて1万円前後かかることが多いです。
ですので、中古品のホイールを購入するときは、「ホイールを回したときにゴリゴリ感はありませんか?」と確認するようにしましょう。
ゴリゴリ感がある場合、100%何かしらの整備が必要になりますので、よほど安い場合以外は購入を避けた方がいいでしょう。修理費を考慮したとしても安いと思える場合は、ご自身の判断でご検討ください!
タイヤの状態を確認する
タイヤは他の部品と比べて安価(エントリーモデルで片方2,000円ぐらい)で交換できるのでまだいいのですが、それでも無駄な出費は抑えたいものです。
摩耗が激しい場合は、すぐに交換が必要になるので注意しましょう。
購入するときに、「タイヤに歪んでいたり、摩耗が激しいなどの症状はありますか?」と確認するようにしましょう。
ちなみにロードバイクのタイヤの寿命は、1500kmから3000kmと言われていますので、参考にしてください。
とはいえ、タイヤは消耗品なので中古で購入したロードバイクのタイヤが使えたらラッキーぐらいの感覚でいいと思います。
ギアやチェーンの状態を確認する
ギアやチェーンが適切に動作しているかどうかを確認し、スムーズに動くかどうかを確認してください。
ここに問題があると、購入してからすぐに乗ることができず、自転車屋さんのお世話になることになります。
特にギアの変速がうまくいかない場合は、のちのち修理費が増える可能性あります。
変速調整だけなら、自転車屋さんで1,000円程度でやってもらえますが、不具合の原因がチェーンの伸びならチェーン交換で数千円かかりますし、リアディレイラー自体が故障しているなら、こちらも数千円かかります。両方交換となれば、工賃も含め、1万円以上かかります。
購入するときは、「正常に変速できますか?」と確認するようにしましょう。
ブレーキの動作を確認する
ブレーキは安全性に関わる重要な部分であるため、動作を確認することが重要です。「ブレーキは正常に動作しますか?」と事前に確認するようにしましょう。
特にリムブレーキであれば、ブレーキシューを交換したり、ワイヤーを交換したりするだけで済むことが多いので、お店で修理を頼んでも少ない費用で済むのですが、最近の油圧ディスクブレーキだと最悪1万円を超える修理費がかかることもあるので注意が必要です。
サドルの高さを調整できるか確認する
「サドルの高さが調整できない自転車なんてあるの?」と思う方もいるかもしれませんが、実際にあります。
サドルの高さを変えられないケースはそんなに多くありませんがあります。
例えば、シートポスト(サドルの棒の部分)をカットしている場合です。計量化するために、不必要な部分をカットすることはよくあります。このような自転車を購入してしまうと、サドルを高くしたいと思ったときに、シートポストが短すぎて適正の高さにすることができません。
また、古すぎる自転車だど、錆などでサドルがフレームに固着してしまい、外すことすらできない場合もあります。
ハンドルバーの高さを調整できるか確認する
ハンドルの高さを変えられないケースもあります。
新品のロードバイクなら、ハンドルの高さを変えられます。
ですので、ガチめなサイクリストは、自分に合ったハンドルの高さを見つけたら、ハンドルの高さをカットしてしまうことがほとんです。これを、「コラムカット」と言います。
一度コラムカットしてしまえば、ハンドルの高さを高くすることが二度とできなくなります。
また、コラムカットしているロードバイクは、ポジションの調整幅が狭まるので、結果的に乗り手が少なくなります。
そうなると、中古市場での価格が落ちやすくなります。
このことを理解して、あえてコラムカットされた車体を選ぶのであればいいのですが、知らずに選んでしまうと、「ポジションが合わなくて乗りずらい。乗りずらいから売ろうとしたら、コラムカットしているので安い値段でしか売れない。」ということになりかねません。
ですので、ロードバイクを購入する前に、「コラムカットはしていますか?」と確認するようにしましょう。
年式を確認する
何年モデルなのか年式を確認するようにしましょう。基本的に新しいモデルほど状態はいいです。しかし、新しいモデルほど高いのも事実。そこで何年目までのモデルが買い目なのか独断と偏見で答えを出しました。
私の答えは、「(アルミなら)2~5年前のモデルまで」です。
実際に、私が2台目に購入して失敗した自転車は2年前のモデルでした。その自転車は、休日ライダーの人から購入しました。もちろん、休日しか使用していないとのことでしたが、休日だけでもそれなりに走っていれば、そこそこの走行距離になります。
タイヤやチェーンなど見えている部分だけでも劣化が見られました。変速もうまくいかず、普段からメンテナンスがされていないことが想定できました。
2年前のモデルでさえ、購入後のメンテナンスで1万円ほどかかりました。ですので、これ以上前のモデルになると、さらに不具合の箇所が増えるかもしれません。
また、フレームにも見えないダメージが蓄積されていきます。
アルミ素材のフレームの寿命(本来の能力を引き出す期間)は、5年程度と言われます。もちろん、乗っていなくでも経年劣化します。
しかも、年々ロードバイクの性能も上がってきているんですよ。10年前のロードバイクと比較したら、現在のロードバイクは圧倒的に性能がよくなっています。スピードの出しやすさも違いますし、振動吸収性の観点から乗り心地も良くなっています。
ですので、なるべく新しく、できれば2-5年前ぐらいのモデルがいいと思います。
ただ、最近のモデルでも前のオーナーの乗る頻度や手入れ次第では思ったより傷んでいることもありますし、逆に10年前のモデルでもあまり乗られていなければ綺麗なこともあります。
ロードバイクの状態を見極めらる人は、臨機応変に判断して購入すれば良いですし、全くわからない初心者の人は、「2-5年前のモデルまで」を目安にしましょう。
使用頻度を確認する
購入する前に、「どのぐらいの頻度で乗っていましたか?」と確認するようにしましょう。
毎日乗っている場合と休日のみに乗っている場合では、どちらの消耗が激しいかは明白です。
使用頻度の少ないロードバイクの方が消耗が少ないです。
一番良いのは、「買ったけどほとんど乗っておらず室内で保管しているロードバイク」ですね。ほとんど消耗がないので、良い状態な可能性が高いです。
「休日だけサイクリングしてた」というパターンも状態がいいことが多いでしょう。しかし、休日だけでも1回100km以上走る人ならそれなりに消耗していることもあります。あくまで目安です。
「通勤に使用してた」というパターンは、雨天にも使用しているケースが多いですし、歩道の段差もバンバン乗り越えていくスタイルので色々と消耗している部分が多い可能性があるので、私なら敬遠します。
とにかく、使用頻度が少ないロードバイクを選びましょう。
走行距離を確認する
走行距離を確認することでおおよその消耗具合を判断することができます。
あえて目安を言うとしたら、3000km以上走っているロードバイクは注意が必要です。
走行距離3000km以上になるとタイヤは交換の時期になりますし、各パーツも定期的にメンテナンスしていなければ、劣化が進んでいる可能性があります。
しかし、走行距離3000km未満でも状態が良くないものもありますし、逆に走行距離5000kmでも整備がされていれば状態がいいものもあります。
とりあえず、走行距離が短いロードバイクを選ぶと、トラブルにあう確率が少なくなるでしょう。
雨天時の使用歴を確認する
雨の中を走ると、自転車のパーツや内部に水が浸入します。その場合、チェーンやギアなどのパーツが錆びたり、消耗が進んでいる可能性があります。
ロードバイクには、「ボトムブラケット(BBと言われる。自転車のクランクが付いている部分。)」があるのですが、ここに水が侵入してしまうと内部が錆びて、クランクを回す度にゴリゴリする感覚が出てしまうことがあります。
できれば、雨天時に使用していないロードバイクを購入したいですね。ただ、ここまで条件をつけてしまうと選べるロードバイクの選択肢がかなり減ってしまうので、できればでOKだと思います。
サイズを確認する
中古のロードバイクを購入する際には、自分に合ったサイズかどうかを確認する必要があります。
だいたい、モデル名と年式が分かれば、あとはGoogle検索でジオメトリー(寸法)を調べられると思います。
ちなみに、大きさサイズか小さいサイズで迷ったら、「小さいサイズ」がおすすめです。
小さいサイズであれば、パーツを変更することで、あなたに適したポジションを作ることができます。例えば、「上半身が詰まっているからもう少しゆとりを持たせたい」ならステムを長くすれば解決できます。
あと、大きいサイズを選んだときに困ることが、5つあります。
深い前傾姿勢がとれない
1つ目は、深い前傾姿勢がとれないことです。
大きいサイズは、ヘッドチューブ(ハンドルの高さを決める部分)も大きいため、必然的にハンドルの位置も高くなります。
これは、ゆったりとサイクリングをしたいときには向いているのですが、レースに出たり、ある程度スピードを出して爽快感を味わいたいときには向いていません。
なぜなら、姿勢が高い状態になるので、空気抵抗を大きく受けてスピードが出づらくなるからです。
ロードバイクが重くなる
2つ目は、ロードバイクが重くなります。
当然ですが、サイズが大きくなるのでロードバイクが重くなります。特に坂道を登る場合は、その影響が大きく出てしまいます。
サドルの高さが出せなくなる
3つ目は、サドルの高さが出せなくなります。見た目の問題ですね。
ロードバイクからサドルがちょこんと生えているような感じになることがあります。
動きがもっさりする
4つ目は、動きがもっさりします。
これは、初めてロードバイクに乗る人にはあまり関係ないのですが、同じ車種のフレームを比較したときに、大きいフレームの方がもっさりしやすい傾向にあります。
これは、フレームのジオメトリの関係です。
初めてのロードバイクなら比較するものがないので何も感じないと思います。そこまで気にしなくて大丈夫ですので、2台目を買うときに思い出してください。
剛性が低くなる
5つ目は、剛性が低くなります。
これは、賛否両論あります。メーカーによっては、サイズによって剛性に差はないと言うんですが、私はそんなことないと思っています。
例えば極端な話ですが、1mの幅の鉄棒と、2mの幅の鉄棒にぶら下がった場合、どちらの方が大きくしなるでしょうか。おそらく2mの方ですよね。大きい方が剛性が弱くしなりやすいです。
ペダルを踏んだ力を最大限伝えたいなら、剛勢が高い、つまり、小さいフレームがいいんです。
ただ、これはレースとかで速く走りたい人の話です。
剛性が高いと、その分足にくる反動も大きので疲れやすくなります。
ゆったりと長距離を長く乗りたいなら、剛性が低いフレームの方が合っています。
追記
最近は、トラック競技であえて適正サイズより大きいフレーム(ビッグフレーム)に乗る人が増えています。
今まで近く、低くというポジションで空気抵抗を減らすのが普通でした。今は遠く、高くというポジションで空気抵抗を減らすのも当たり前になってきていて、それはロードバイクにも流れきています。
ですので、フレームのサイズは自分が乗りたいようなフォームを取れるようなポジションが出るサイズを選びましょう。
よくわからない場合は、各メーカーが適正身長を出している場合があるのでそれを参考にしましょう。
購入先の信頼性を確認する
中古のロードバイクを購入する場合、信頼できる購入先を選ぶことが重要です。
中古で購入する場合、多くの方は、メルカリやヤフオク、ジモティーなどを使いますよね。
そういうときは、出品者の評価を確認しておくと良いでしょう。
悪い評価がいくつもあるような方から購入すると、トラブルが発生する確率が高くなります。ロードバイクも難ありの可能性が高くなります。
ロードバイクに不具合が合った場合でも、返品に応じてくれないなどトラブルになることもあるでしょう。
ですので、まずは出品者の評価を確認するようにしましょう。
1番安全なのが、「メルカリショップ」などの店舗のメルカリアカウントから購入することです。すぐに乗れる状態に整備されていますし、安全に乗ることができます。私のおすすめは、メルカリショップの「ビチアモーレ」です。
公式のオンラインサイトの方がメルカリより安いのでこちらが方がいいかもです。
購入前に試乗・現物確認する
試乗は難しいかもしれませんが、直接会って受け取りする場合なら現物確認ができます。
掲載されている商品画像だけでは見落としてしまう傷もなども、実際に現物を確認すれば発見することができます。
まとめ:中古ロードバイクの購入時チェックリスト
今回紹介した「中古のロードバイクを購入するときの注意点」をチェックリストにまとめました。
- フレームの状態を確認する
- ホイールの状態を確認する
- タイヤの状態を確認する
- ギアやチェーンの状態を確認する
- ブレーキの動作を確認する
- サドルの高さを調整できるか確認する
- ハンドルバーの高さを調整できるか確認する
- 年式を確認する
- 使用頻度を確認する
- 走行距離を確認する
- 雨天時の使用歴を確認する
- サイズを確認する
- 購入先の信頼性を確認する
- 購入前に試乗・現物確認する
中古のロードバイクを購入する際は、当記事で紹介したことに注意すると、失敗を避けられるかと思います。
これをみてうんざりしてしまった人は、新車がおすすめです!
ワイズロードのセール時期に買えばエントリーモデルで10万円前半、物によっては10万円以下で買えますので!
今回は、以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。


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